中原中也帝都慕情
日本放送出版協会 2007年2月 1,400円+税

■目次
序章 省線高田馬場 一九九九年三月

第一章 帝都揺籃 一九九九年三月
関東大震災 春三月縊り残され花に舞う
府下戸塚町諏訪 活動写真 高橋新吉 辻潤
雪の賦 二・二六事件 逸見猶吉
府下戸塚町源兵衛 野の墓
発見 春の日の夕暮 富永太郎

第二章 帝都煥発 一九九九年三月
府下野川町田端 萩原朔太郎 室生犀星 芥川龍之介 秋岸清涼居士
東京市淺草區淺草公園 とにもかくにも春である
淺草六區常盤座 ペラゴロ賢治 冬の夜の雨

第三章 帝都彷徨 二〇〇三年十月
府下中野町打越薬師通赤門 女とポンキン
府下杉並町高円寺 我が生活
府下中野町桃園 カーギン電球 湍水の哀歓

第四章 帝都慕情 二〇〇四年三月
府下高井戸町下高井戸 悲しき朝
府下澁谷町神山 盲目の秋 求道の詩
東京市牛込區市ヶ谷谷町 市谷監獄 初夏の夜に

終章 季節が流れる、城塞が見える


参考文献


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