季刊月光 第捌號
1991年03月発行

発行:月光の会 発売:弥生書房
編集・発行人:福島泰樹 



■目次
特集 村山槐多
月光歌集
福島泰樹火達磨の歌
月光対談
窪島誠一郎vs.友川かずきデカタン、そして… (於/信濃デッサン館・槐多庵)
評論
橋本真理夜とならざるたそがれの
作品三十首
篠原霧子花幻記
レポート
佐中由紀枝それぞれの槐多忌
特集『留花門』の世界
作品五十首
山田あき月光の森
インタビュー
草露の歌 山田あき インタビュー 福島泰樹
評論
松永伍一疾駆する馬 死の誘惑に耐えて
エッセイ
坪野荒雄われ、ひもじければ 安規・哲久時晴遊録
作品三十首
北原耀子夏翳
清田由井子紺の川
評論
岡部隆志岸上大作は死際にウタをうたったか
作品四十首
太田代志朗燃ゆる扇
六〇年代歌集私記
伊藤一彦吾を賭して奪取せしもの 福島泰樹歌集『バリケード一九八六年二月』
写真
宮内勝東京[NO.4]
連載評論
立松和平泰樹百八首[7]
インタビュー
北海道紀行[2] インタビュー福島泰樹 中森敏夫・桑名正和・賀村順治
白鳥真エロースの華 序章
俳句二十句
西川徹郎浦の床屋
皆吉司ラムセス二世
牛島伸悲しい酒 酒杯は革命を喚ぶ
連載/繃帯の歌
前田衷計算
連載/酔いどれ作家論
松岡達宜花粉航海〈深川篇〉
連載
島田雅彦分身の日記[8]
連載/路地裏の航海
小川太郎ショート・メルヘン 星に話した物語
須訪優田端人・自笑(一)
作品三十首
竹下洋一昏睡の条件
松岡達宜黒いオルフェ
佐久間章孔青線時代
川崎秀三戦後映画館
持田鋼一郎春の廃墟へ
掌編小説
西村エリ電話
佐川一政電話
作品三十首
林多美子白光
沢田まき子金秋
永浜郁子枇杷の実
長月桃子花月
松田一美装飾乱
作品三十首
織田百合子光苔
太田代志朗武州残月記
石和鷹移動教室
三田誠広一生
月光劇場[THEATER]
小笠原照和「ユラリウム」の島田雅彦 『ユラリウム』
月光劇場[MOVIE]
西村エリ壁が消える時 『ベルリン・天使の詩』
短期連載[2]
西井一夫アウシュヴィッツへ カスタニエンとの会話
コラム
井出彰文芸えんま帖
作品二十五首
米屋猛夏樹長寿
佐々木雅章水の鏡
作品十首
小川太郎哀しみのゴジラ
佐川一政レクイエム
大庭礼治像の足
小笠原照和自己迷宮
柴田陽夢の流れ
中田賽日本国宝展
賀村順治列島は
佐藤理子別れ…
岡貴子宙づりの受話器
萩原久美子哀しい時間
三杉蓮子自問
コラム
浦辺諦善賢二断簡
作品二十首
大和志保架空の薔薇
川手桃子あゝ五月
根岸美記半身
深津千恵漂流少年[2]
野間亜太子〈宇〉の男
桶本典子葉桜のころに
沢木奈津子炎夏
岡口茂子夜の爪
作品十五首
麦草ちゑ聖アポロニアの私語
高橋凛凛子バイカル・カスライン
藤原巧夢幻
作品五首
福間三九郎十一月の煮込み定食
石川よしみ愛のサスペンス
賀村尚武
読者作品
月光歌筵 三田誠広/清水昶/福島泰樹[選]
十枚書評
橘正典解体の目撃者 村井英雄『闇を抱きて』
伊東聖子革命された幻想の領域に迫る強靭な視線 栗原幸夫『歴史の道標から』
編集後記


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