季刊月光 第漆號
1990年10月発行

発行:月光の会 発売:弥生書房
編集・発行人:福島泰樹 



■目次
北海道紀行[1] 構成 福島泰樹
中森敏夫小舟のあとさき
白鳥真発寒通信『界川游行』2
俳句
西川徹郎白髪の小学校
短歌
賀村順治痕跡
インタビュー
菱川善夫天地、咆哮の歌 インタビュー=福島泰樹
作品五十首
山中智恵子夢記
時評[詩歌]
菱川善夫フランス革命と?本邦夫
連載評論[歌と思想]
持田鋼一郎短歌における想像力
作品五十首
清田由井子秋の渕
作品四十首
太田代志朗朱雀門
作品三十首
北原耀子雪の赤胡椒
佐川一政
竹下洋一風を待つ種子2
佐久間章孔難民の唄がきこえる
長月桃子花押
川崎秀三遥かなる海
持田鋼一郎佐渡の雪
特集 木村三山
北原耀子雪の赤胡椒
木村三山
典〜鄭忌〜
評論
松永伍一『無頼の墓』と三山の俤
木村幸コンニチハ日本共和国 夫・木村三山
俳句二十句
牛島伸九官鳥
雨宮慶子サンデー・ハイビジョン
評論
塚本邦夫麒麟復活 小川太郎歌集『路地裏の怪人』
作品三十首
小川太郎真実の海
連載/路地裏の航海
小川太郎寺山修司まで何マイル?
連載評論
立松和平泰樹百八首[6]
連載
小林恭二文句伝《最終回》
写真
宮内勝東京[NO.3]
連載/酔いどれ作家論
松岡達宜石化花鳥風月
連載/繃帯の歌
前田衷キューバの鷹
六〇年代歌集私記
伊藤一彦動物的風景 佐佐木幸綱歌集『群黎』
連載
島田雅彦分身の日記[7]
月光劇場[DANCE]
西村エリ欲望の終焉 大門四郎舞踏公演『無情 欲望の花』
月光劇場[THEATER]
藤原龍一郎街角から馬が消えた時 はみだし劇場『日本落馬物語』
掌編小説
三田誠広犬の不在
織田百合子忍冬
佐川一政ポートレート
太田代志朗ヴェネツィアの雪
石和鷹御岳詣で
作品十八首
松岡達宜恋歌
麦草ともえ残生
西村せつ子遠つ日の
米屋猛杉の師
永浜郁子迷い鳥
いとう茜此岸
西山翳寂しきに
林多美子月球
作品十五首
賀村尚武風の出口〈十六歳デビュー作〉
佐々木政章嗄がれて候
中田賽呼子笛
桶本典子オイルショックのベイビー
藤岡巧篠つく雨
岡口茂子両天秤
作品十首
上田かおるゴールデン街一九八九年暮れ
深津千恵凍れる中指
福間三九郎首都鳥葬2
柴田陽冬星座
佐藤宏子翳るかんばせ
コラム
井出彰文芸えんま帖[7]
作品八首
沢田まき子私の裡のミヤザキ
木村美月
高橋凛凛子ポプラよ
岡貴子ストップモーションの夢
永田吉文秋ひたひたと
沢木奈津子わが旅日記1
今泉真理夜想曲
小林道子薔薇崩れ
コラム
浦辺諦善賢二断簡[3]
座談会
第一回月光歌筵新人賞発表 三田誠広/清水昶/福島泰樹
作品二十首〈第一回月光歌筵新人賞〉
蝦名泰洋月の砂漠から
大和志保
足立尚計ニセ神話
五十嵐進
川手桃子秋の日に
読者作品
月光歌筵 三田誠広/清水昶/福島泰樹[選]
評論
カレン・コリガン大地の倫理を 解説=楠原理枝子
短期連載[1]
西井一夫アウシュヴィッツへ ローマン・ヴィシュニアックの写真
時評[文藝]
小笠原賢二「解体」いう名の「創造」 古井由吉著『長い街の眠り』と『仮往生伝試文』
時評[美術]
窪島誠一郎ある日系画家の帰還 タモツ・チューゾーの生涯がしめすもの
時評[精神]
西井一夫美空ひばりと日韓条約
編集後記


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