季刊月光　第二號 1988年07月発行 発行：月光の会 発売：弥生書房 編集・発行人：福島泰樹　 ■目次 特集　坪野哲久 作品五十首 坪野哲久 方丈旦暮 月光インタビュー 坪野哲久 野晒しの歌［2］インタビュー／福島泰樹 坪野哲久歌集論 菱川善夫 反骨の美の基盤『九月一日』『百花』『桜』 佐藤通雅 冬濤烈日『北の人』 伊藤一彦 おのれひとり『碧厳』『胡蝶夢』 作品五十首 清田由井子 花首 賀村順治 渚 三枝浩樹 暁の寺 創作 日野啓三 最初の風景 連載評論　歌と思想 持田鋼一郎 短歌における戦争 連載評論 鈴木貞美 表現力について［２］ 時評1 菱川善夫 いかにして個を超えるか｢血のみなかみ｣と｢血垂る道｣ 時評2 小笠原賢二 現代文学のジエロントロギイ　高齢化社会における作家たち 作品二十五首 篠原霧子 夕橋 北原燿子 風森 三杉蓮子 秋より秋へ 佐藤よしみ 六月の雨 上田かおる ゴールデン街一九八八年六月 林多美子 水鏡 いとう茜 赤陽 西山翳 影 六〇年代歌集私記 伊藤一彦 病む火、火の棘　塚本邦夫歌集『装飾楽句』 コラム 井出彰 文芸えんま帖 掌編小説 唐十郎 分裂 高橋三千綱 闇の隅で 三田誠広 公園にて 持田鋼一郎 黒髪 石和鷹 匕首 塚本邦夫 黒慈姑変 創作 太田代志朗 花守童子 作品二十五首 太田代志朗 深野しらゆな 有賀真澄 足摺 大林明彦 緑旗たなびく 松平修文 森の伽藍 竹下洋一 風の行方 佐久間耿介 オールド・アメリカンドリーム 石和鷹 Eddy my love so sweet 香月秀夫 柞葉の花 持田鋼一郎 雪の風 連載評論 立松和平 泰樹百八首［２］ 連載／酔いどれ作家論 松岡達宜 花粉航海 連載評論 前田衷 繃帯(バンテージ)の歌［２］ 読者作品 月光歌筵　三田誠広／清水昶／福島泰樹［選］ 作品五首 伊藤一彦 書く 関根康夫 紫陽花の路地 西村せつ子 水無月 由岐幸子 暁の稲妻 柴田陽 きょうこの夜空 加藤賢明 漆黒の馬 長浜郁子 吹雪く 杉高之 青春祀る 根岸美紀 夕陽を急ぐ 寺下宏司 盲膜の一枚 岡貴子 片羽の心 佐藤宏子 神の貌 完賀くに 淋しい草 高橋典子 はなわか 小林秀子 買い物 月光劇場［MOVIE］ 北原耀子 悲しみの原風景『ゴンドラ』 月光劇場［THEATER］ 西村エリ 安全な過剰 久保温子 永訣の朝『さすらいのジェニー』 俳句 齊藤愼爾 幻世 西川秀明 たとえば、蓮 詩 高橋秀明 ZAR 白鳥真 夢の浅瀬 海外詩 ウラジミール・レフチョフ　 大いなる隠喩探求者　英訳／D・バロウ　訳詩／立松和平 作品十二首 小川太郎 望郷歌 永田早苗 早春街 武田武子 マリン・スノー降りしきる 永田吉文 鬱金 ながとともえ 天の花片 市川和歌子 風よ！ 藤本進 手綱離さず 藤岡巧 白い季節 油原悠子 マホメッド二世 平辰彦 少年と河馬 高橋凛凛子 春の情熱 吉川まゆみ 七夕ののちに 石川よしみ 厚化粧 中村聰 川 福島泰樹 怒髪 コラム 月光フォーラム 　 十枚書評 小川太郎 抒情の証人　篠弘『現代短歌史?前衛短歌の時代』 竹下洋一 ヒーローの系譜　三田誠広『デイドリーム・ビリーバー』 持田鋼一郎 反近代の子守歌　佐々木幹郎『中原中也』 編集後記 ●ＴＯＰ