歌誌月光 no.50
2017年2月28日発行

表紙 間村俊一 装画 佐中由紀枝


■目次

「月光の会」創設の頃福島泰樹 4

特集1 菱川善夫最終伝言 復活の歌 二〇〇七年九月二日 10

夜を聴くためのメソッド大和志保30
赤色 Sekisyoku渡邊浩史34

*第四回黒田和美賞発表 39

十月の白吉田和子40
桔梗や 高橋和巳逝きてなほ川俣水雪41
夜想曲 波の遠景矢澤重徳42
二〇一六年冬 顛末記高坂明良43
瓢湖高橋凜凜子44
い話題が多すぎて藤岡 巧45
何げない詩情鹿野 氷46
裡なる焔大塚晶香47
五十五年前のフィールドワーク冨尾捷二48
蒼氓中田 實49
天体は転げてひとつの星となる桑名正和50

特集2 月光の人びと 51
自然児・坪野哲久の歌高坂明良 
塚本邦雄田中 綾 
中井英夫大和志保 
〈現在〉を撃つために 湯の沢の賢二へ加藤英彦 
山田あき『遺響』のひと吉田和子 
黒田和美さん高橋凛凛子 
若き日の立松和平のこと横松美千繪 

我がカランドリエ 反備忘録 その一川崎秀三66
相馬里子 
モハメッド・アリ傳 壱福島泰樹67

特集3 わが現代短歌 69
短歌時評 短歌の「わかる」「わからない」ということ岡部隆志70
二三川 練 大和志保  佐久間章孔 窪田政男 
颯木あやこ 荒井真喜子 鹿野 氷  川崎秀三  
相馬里子  中村 聡  岡本 康  鎌田圭一  
牧田美保  川俣水雪  高橋凛凛子 中田 實 吉田和子  

夏越えし歌窪田政男90
砕け散ってカケラになった月光は椎野礼仁91
緊急入院中村 聡92
水色の浴衣一桂案二93
自己曼荼羅〜月光葬世戸瑛子94
届かぬ唄久留素子95
やたら明るい二三川 練96
誰にも言うな佐久間章孔97

月光通信の頃竹下洋一98
月光歌会三十年に寄せて中田 實99
福島泰樹と出会って、若しくは絶叫論のためのノート渡邊浩史104

光採りの窓晴山生菜106
鬱の金脈颯木あやこ107
ブラフープ山崎春美108
摩擦秋ぞらへ鎌田圭一109
些末な日常 三岡本 康110
富有柿土谷尚子111
忘備録大西いづみ112
三里塚援農小屋荒井真喜子113
閾値までの距離鈴木 健114
家書家伝竹下洋一115

編集後記 116


●TOP