月光の会は福島泰樹を主宰者として1987年4月に結成されました。 翌88年4月に詩歌運動再興の理念を掲げ、弥生書房より短歌を中心とした総合文芸季刊誌『月光』(9号まで刊行)を創刊。 坪野哲久の貴重なインタビュー(1・2号)やその遺稿となる「方丈旦暮」50首(2号)を掲載、哲久再評価の大きな流れの先鞭をつけました。 また「詩書一体」を理念に果敢に創作を繰り広げた前衛書家木村三山や中井英夫、塚本邦雄、菱川善夫諸氏の特集は大きな反響を呼びました。 2009年には勉誠出版より、第3次季刊『文藝月光』を創刊。さらに88年12月に会員個々の研鑽の場として歌誌「月光」(編集 竹下洋一)を発行、現在に至っています。 会員は約百名、結成当初の理念のもと、個々の短歌確立のため、自由に、しかし今短歌という定型を自ら選択したことを常に問いながら、どちらかといえば苦しみつつ、創作に向かっています。

●主な活動内容
歌誌「月光」(隔月)発刊
歌会 毎月第四日曜(八月は合宿) 会場 上野区民館
月光叢書の刊行(会員の歌集、評論集)
月光文庫の観光
その他(講演会、研究会など)

●月光の会規約
(平成二十二年四月十日改定)

第一章 総則
 第一条(名称及び所在地)
 (一)本会は名称を月光の会とする。
 (二)本会はその所在地を以下に置く。
     東京都台東区下谷二―一〇―六
 第二条(結成年月日)
  本会は、昭和六二年一〇月一日付け結成された。
 第三条(主宰者)
  本会は福島泰樹を主宰者とする。
 第四条(会の目的)
 (一)本会は、短歌を中心とした文学活動をおこなう。
 (二)本会は前条福島泰樹による『月光』創刊の辞に於いて語られた志を実践する。

第二章 会の構成員
 第一条(事務局)
  会の円滑な活動のため事務局を設ける。
 第二条(会員)
 (一)第一章第四条に同意する者は、国籍、年齢、性別、思想信条に関わりなく本会に参加できる。
 (二)会員は定例歌会その他研究会に参加することが出来る。
 (三)会員は当会の発行する『季刊月光』、『歌誌月光』に作品を発表することが出来る。
 (四)会員は会の定める会費を納入しなければならない。
 第三条(退会)
 (一)本会を退会する場合は、速やかに退会届を事務局に提出し、主催者の承認を得たのちに正式退会とする。
 (二)会の名誉を著しく毀損した、または会の利益を損なう行為のあった者は、退会を勧告することがある。

第三章 会の運営
 第一条(運営資金)
 (一)本会は前条会員の納入する会費を以て、運営される。
 (二)本会は会費を月額二〇〇〇円とする。但し、学生は一〇〇〇円とする。
 (三)会費は原則として、三カ月分以上を前納とする。
 (四)会費を一年に亘り滞納したものは、結社誌等の発送を凍結する。
 (五)納入が困難な場合は、申請により減免の措置を執ることがある。

第四章 会の活動
 第一条(歌会)
  本会は月例月光歌会を行う。
 第二条(結社誌の発行)
 (一)本会は結社誌を発行する。
 (二)結社誌の発行にあたり、編集委員を選定する。

以上

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