文藝月光
中原中也 シャルルヴィル=メジエールからの出発

福島泰樹, 立松和平, 黒古一夫, 太田代志朗, 竹下洋一
表紙装画=佐中由紀枝 表紙写真=西村多美子
ブックデザイン=間村俊一
勉誠出版 2009年8月 1700円+税


■目次
 
創刊の辞
福島泰樹
特集 中原中也、シャルルヴィル=メジェールからの出発
1 中原中也、シャルルヴィル=メジェールからの出発
佐々木幹郎天窓の幻
宇佐美斉1930年代の日本におけるランボーの受容
飯山雅英報告 中原中也、アルチュール・ランボー生地への道程
2 中原中也論集成の彼方へ
佐藤泰正中也のこと、透谷のこと
北川 透月光の詩人 中原中也
3 中原中也没後七〇年の彼方へ
高坂明良風の挽歌
月光インタビュー
村上護VS福島泰樹中原中也私史録
論考
野口達郎「中原中也」のいる風景 点描 高森文夫
小松 剛魔隠論 中原中也訳「永遠」論
連載
福島泰樹東京、感傷紀行……1丸の内ビルディング
中原中也帝都慕情
野口武彦 三木卓 青木健 斎藤慎爾 浅井慎平
作品三十首
黒田和美そして冬
篠原霧子光の島
清田由井子天の紫紺
評論
菱川善夫状況詩の回復を 自由が腐った時代の中で
清水昶秋の冷たい雨に濡れながら
俳句
堀本祐樹きらきらと
小説
立松和平深夜の結婚式
作品三十首
太田代志朗
中田實定点観測
竹下洋一微分計数
評論
黒古一夫主題が屹立してくるとき
岡部隆志身もだえする抒情
作品三十首
辰巳泰子泰樹
大和志保サウンドトラック
吉田和子昨日の孤児
写真連載
西村多美子海道 kaido
作品三十首
松岡達宜エリカ荘序説
小松剛雛菊の花
佐久間章孔甘粕、大杉事件と満州を唄う
創作能
太田代志朗実朝
評論
立松和平原点に立つ福島泰樹
田中綾ちはやぶる対位法
作品二十首
鹿野 氷復活祭
牧田美保まなざし
小柴節子風の食卓
高橋凛凛子ロッキー/尾道の春
鎌田時江FRESH FOR FRANKENSTEIN
渡邊浩史螺王年代記
竹中多賀子水雪
横山千鶴子さくら流浪
藤岡 巧風の中からナナ帰る
学生短歌十二首
綿田友恵おいかけっこ
野口綾子変換
木下俊介ここで拾わない空
小特集 松野志保歌集『Too Young To Die』
松野志保作品抄『Too Young To Die』
東郷雄二砕け散った世界に生きる二人の少年の物語
小松剛星の妻
小特集 西村せつ子歌集『風に語りて』
西村せつ子作品抄『風に語りて』
黒田和美七〇年代青春の挽歌
作品十五首
松野志保狩の時間
森水晶星の夜
古賀たかえドラマツルギー
土谷尚子淡交
小林智恵子少年
菊地智子昨夜の月
柴田 陽風の旅
江川正治蛇の目流離
世戸瑛子まぼろし
岡口茂子呪文のごとき
窪田政男夏の鼻先
作品三十首
福島泰樹追憶よ、ダンスせよ
冨尾捷二満懐深深懐満
足立尚計亡国論
十枚書評
坪野荒雄哲久小説とその周辺
編集後記


●TOP